日記 2001年02月27日



02月27日 快晴

今日は朝が早かった。母がろくに眠れなかったようで、4時ごろ(現地時間)から起きたのにつられて目を覚ました。
今日は一日が長いぞ(汗)
お腹の調子はあまりよくない。が、夕べよりはましかな?
トイレに行く合間(笑)に荷作りをしたり、ホームページを作ったり。

朝食は7時から。時間になっていってみれば我々が一番乗り。多少さびしい朝食風景だが、まあ、しょうがない。
コンチネンタルブレックファストで、パン二つ、ラスクが一袋(2枚)、オレンジジュースとコーヒーか紅茶(これ
はセルフサービス。私は無難に紅茶にしておいた。)。
普段の自分の生活から考えると、かなり厳しい(汗)。お昼までもつといいな〜(汗)
食事後、出発まで1時間あると言うので一寝入り。どうやら熟睡していたようで、直前までぐっすり眠っていた(汗)
チェックアウトをばたばた済ませてあわててバスに行くと、私が最後だったらしい(汗)
目覚めは最悪。気分もかなり悪い。うーん、中途半端に熟睡したのがまずかったなぁ。
添乗員さん(山本さんとおっしゃいました)には体調不良と連絡してあるらしく、心配してもらってしまった。
(注:26日夜と27日朝の通信料金 585PTS/日本円で約400円弱)

ホテルを後にして、バルセロナ市街へ。
今日は日本人ガイドさんと、現地のガイドさんが来るらしい。
日本人ガイドは女性の方。
これはイタリアでも思ったけれども、どこも街並みが美しい。日本ではあまりお目にかからない街並みだ。
バスの中からばしばし写真を撮る。動いているバスの中からだから、どれほどきれいに撮れているかはわからない
けれど見れば思い出せるだろうと思いつつ。
お腹の調子はだいぶよくなった気がする。

スペイン広場で現地のガイドさん(男性)が乗り込んでくる。(ちなみに、昨夜のバスの運転手はエスタさんと
言ったと思う。今日からのバスの運転手はアントニオさんだ(笑))
ガウディの有名な建築物(カサ・ミラとあともう一つ……えーと、なんだっけ(汗) あとで調べておこう(汗)
←これ、「カサ・バトリョでした。CASAとは「家」を意味するので、日本語に直せば「ミラ邸」「バトリョ邸」
になりますね)を車窓から眺めて街を抜け、聖家族教会(サグラダ・ファミリア)へ。

……大きい〜!
最初に見たときの印象はそれに尽きるかな。
それから、工事中というのも、完成にあとどれだけかかるかわからないというのも、うなずけた。
うーん、惜しいなぁ……あと300年ぐらいあとに生まれたかったかも(笑)
この教会が完成した姿を見てみたいなぁ、と思った。
二つの門のうち、受難の門はごく最近作られたもの。ガウディの思惑に反して直線的なモティーフが目につく。
ううむ……私はこの受難の門、好きじゃないなぁ……。
賛否両論あるのもうなずける気がする。
ガウディが手掛けた側の門と尖塔は見事なまでの重厚さ。(これは生誕の門という。日本の彫刻家 外尾氏の彫刻が
素晴らしい調和を産み出していた。)
見ているこちらが敬虔な気持ちになれる。
塔の中に登れると言うので、さっそく昇りに行く。螺旋階段の連続。途中までは楽だったが、上に登るに連れて
足が痛くなってくる。
……明日筋肉痛は確定だなぁ。
なんてのんびり思ってる余裕はない。次第に膝が笑い始める。
それに、上がれば上がるほど下を見る時の恐怖は増大。テラスのデザインも恐怖をそそる。足がすくむというのは
こういうのだろうなぁ。
かなり上まで登ってきていることに気がついて、ギブアップ。
笑う膝を押さえながらなんとか降りる。
父は上まで登ったらしい。健脚だよな(汗)
博物館のほうにも回ってみる。今までの建築の歴史や、模型などが陳列されている。
ガウディのお墓(モニュメントだ)も覗ける場所があった。
さて、土産はというと、なんとコンピューターがダウンしてるから土産店は開かないと言う。
これまたとても残念。
(ガイドさん曰く、「スペインは商売っ気がない」とのこと。確かに、日本人だったらコンピュータが止まろうと、
店の外で待ってる50人前後の客を見たら手計算でも店を開けるよなぁ、と思って見ました)

それから、昨夜両替できなかった人のみ、銀行へ。
レートはよかった。40000円を両替して60302PTS。これだと、ペセタの表記を2/3すればよい。わかりやすい。

次はピカソ美術館へ。人間の多さにも多少辟易。
ガイドさんが説明をしてくれると言う話だが、最初の部屋ではぐれ、しょうがないので一人でゆっくり鑑賞して回
る。
正直な話、いままでピカソをじっくり見たことがなく、あんまし興味もなかったのだが、天才の異名は伊達ではな
いなぁと思って見て回った。
ここのお店でいくつかお土産を購入。ピカソの絵の入った消しゴム(2個のうち1個は母にあげることにした)、
ロゴ入りライター(これは恋人に♪)、それからかわいいデザインのものさし(姪っ子にちょうどいいかな?)、
お気に入りの絵葉書一枚。

さて、そこを出て今度はお土産ものやさんへ。革製品を主に扱う店だ。
置いてあるかばんや靴、財布などに心引かれる。が、まだ旅は長い。荷物が増えるのはちょっと何なので、つらつ
らと見て回る。
いいなと思った財布はだいたい4000〜5000PTS(2500円〜3200円ぐらい?)
土産に、と思っていろいろ探していると、店員さんが声をかけてくれた。日本語と英語が混じって、わかりやすい。
(やはりこちらの人も、日本人が多く行くところは日本語が堪能ですね(笑))
最初に勧められたのが3000〜4000PTS。でも、小銭入れにこの値段はちょっとなぁとかついやすいのを探す。
かわいいのを見つけ、結局自分用と、土産用で4個購入。カードで支払い。(合計14100PTS)
もう少し買えば免税の手続きが取れたのに、と父。まあ、いっか。

ようやくお昼。こちらのお昼はだいたい2時ごろから3時ごろ。日本の食習慣とはまるで違う。ちなみに夜は8時か
9時ごろ。お腹はすごく空く。
バルセロナ(というよりカタルーニャ地方)の料理(名前を忘れたけれど、焼いたパンにニンニクとトマトを擦り
込み、オリーブオイルをかけていただく)・サラダ・鳥のクリーム煮ライス添え(?)が出た。
ドリンクは別会計で、オレンジジュースが300PTS。こっちは本当にオレンジジュースがおいしい♪

さて、一路バレンシアへ。
移動中は完全に沈没。くたびれてるんだろうなぁ……朝も早いし(汗)。
途中2時間ぐらいでトイレ休憩。お腹は痛くないが、用心のため整腸剤を飲んでおく。
売店で雑誌とコーラなどを購入。(これで595PTS。ちなみにコカコーラライトの500mlペットボトルで235PTS。
日本円で言うと150円ほどです)
次に目覚めたらホテル到着だった。

食事はホテルのレストランで。ここの名物料理、パエリアだ。
巨大な鍋で持ってこられたので、みんなでパエリアの撮影会(笑)
味のほうは……お腹を壊してる私にはちょっと油っこかったです(汗)
でも、おいしかったですよ〜?
ホテルでお風呂から出ると、両親はすでに寝ていた。
さすがに眠たいね〜。
メールチェックとホームページの原稿だけ作ってぱたんと寝る。
おやすみなさい〜。

修正:ピカソ美術館でおみやげ物買ったの、忘れてました(笑)
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Update 2001.03.20
written by to-ya@GRANADA