日記 2001年03月01日



03月01日 曇り時々雨

いつも通り(笑)4:30起床。
荷作りをしつつ、メールチェック・送信・ホームページ更新と忙しい。
特に大きな問題はない。お腹の調子も相変わらず(笑)

朝食は7:00から。
ここの朝食はなかなか豪華。塩辛くもなくとてもおいしい。
コーヒーにチャレンジ。Cafe con Leche(カフェオレ)を飲んでみた。これが以外とおいしい。これなら飲
めそう。
食後、30分ほどあるので、ロビーにて絵ハガキを書き上げた。
投函は結局、添乗員さん(山本さん)にお願いしてしまった。
次回は自力でやれそうだな。
ここでは切手を売ってないらしい。山本さんによれば、ハガキを受け付けてくれるホテルは少ないらしい。

さて出発。
アルハンブラ宮殿までは10分ちょっと。現地のガイドさん(フェリックスさんとマリアさん)に連れられて、
二手に別れて回る。
私たちはフェリックスさんについて回った。彼は日本語もガイドもベテラン。なまりは入るものの、ジョーク
はオチまでついてじつに楽しい。
カルロス三世の王宮・アルハンブラ宮殿・ヘネラリーフェ庭園などを見て回る。
このあたり、小雨がずっと降り続いている。
アルハンブラはため息が出るほど美しい。写真等で見るあの光景を生で見られると言うのはとても素敵なこと
だなぁ。
思い描いていたものよりは規模は小さかったけれど(笑)
約1時間〜1時間半ほどだったが、あっという間だった。楽しかった〜。

そこから、Gaudiという店に入る。寄せ木細工の作り方を説明してくれた。
寄せ木細工、欲しかったが高いんだよなぁ……。
まあ、マドリッドでもしまだお金に余裕があるようなら、買って帰ろう。
結局ここでは金銀細工の小物とTシャツを土産に買う。

母親の購入した金額とあわせて15001PTS超えたので、TAX FREEをお願いする。(これが結構時間がかかって、
結局バスに戻ったのは一番最後だった)
あとはチューリッヒで税関でスタンプもらわなきゃね〜。換金は関空でするつもりだけど(笑)

バスの中ではひたすら眠る。途中で目を覚ましたが、16:00ごろかと勘違いするほど暗い。

雨のミハス。晴れていれば空とのコントラストが美しい、白壁の町だ。
風景は良いところなのだが、多少残念。

お昼はタパス料理。タパス料理とは、地元のバール(Barのこと)で食べられている、お酒のおつまみのような
ものだ。
ここでは5品。トルティーヤ(スペインでは、ジャガイモの入ったオムレツを言う)・カラス貝(だと思うんだ
けど……)・チーズ入りコロッケ(チーズの味が結構良かった♪)・アサリのワイン蒸し(だと思う。結構白
ワインの味がした)・イカのフリット(イカリングですな、端的に言えば(笑)。これは実に柔らかくておいし
かった♪)、それからデザートにアイスクリーム。
ドリンクにサングリアを頼んだ。(日本語のドリンクメニューには「サングリア壷」とあった……壷って……
(笑))

そこからアマポーレアマポーラ(AmapoleAmapola 地元の花の名前だそうです)という店に行く。
ここは日本人がやっているお店で、アマポーレアマポーラ(花)を押し花にしてペンダントなどに加工
して売っている。
きれいでかわいい花だが……うーん、どうしよっかなぁ。いまいち触手が動かなかったので、結局革のキーホル
ダー(2個)を買って帰る。
そこから、母とともにサン・セバスティアン通りへ。美しい白壁とバルコニーの緑が対照的だ。
が……霧がでてきちゃったので、写真も撮りづらくなってきた。
何枚か撮った後はお店巡りに切り替える。
面白いものもあることはあったが、買うところまでいかないなぁ。
絵ハガキを数枚、買っただけ。(30PTS×5)
時間もないのでバスに向かう。

雨、雨、雨。
バスの中で闘牛士の話を聞きながら眠る。
途中、トイレ休憩。
ここでアルハンブラ物語を購入。欲しかったのよね。(1100PTS)それから、Tシャツをもう一枚。
(こっちのほうがなんと300PTS安かった〜(苦笑))
時間が余った(バスは、安全管理のため、運転手さんがバスを離れている間はエンジンを切って鍵をかけてある
のだ)ので、店内をぶらり。
ここは生ハム(ハモンセラーノというらしい)を売っている。豚の足の部分が天井からわんさかと吊り下げられ
ていた。
(先っぽに白い傘状のものがささっている。後で聞いたら、滴り落ちてくる油を受けるものだとか)
なるほど……こーやって売ってるのか。
ツアー客の一人(卒業旅行の女の子)が買っているのを見て、父も頼んだらしい。
ハモンセラーノは、その質によりかなり値段が違う。100グラムで10000PTS近くするものもある。
店の兄ちゃんが豚足の切り口を差し出してくる。いいにおい〜。
200グラム頼んで、8枚ぐらいかな?支払いの額を聞いてちょっとびっくり(汗)。
なんと4400PTS(日本円で3000円ぐらい)とのこと。父が買ったのは100グラム2000PTS以上する上質のものだった
らしい。
(これには仲介した添乗員さんもびっくりしてました(笑))
バスの中で早速味見。これがおいしいんだわ〜♪イタリアで食べた生ハムとはまるで違う。うん、癖になりそう
(笑)
3枚残して宿までお持ち帰りにする(ホテルについてこれで一杯やりました(笑))。

さて再びバスへ。セビーリャのフラメンコ会場まで一直線(笑)
ディナーショーというからある程度格好のつく服装を持ってきたけれど、添乗員さん曰く「普通の格好でよい」
そうです(笑)
まあ、タブラオ(フラメンコショーが行われる会場をこう呼びます)はこういう観光客だけではなくて、夜も更
ければ地元の方々も見に来るわけで、そんなにかしこまる必要もないのかもしれないですけど〜。
ま、せっかく持ってきたんだし、ってことで、この日は朝から(寒いのに……)皆なんとなくおしゃれしてまし
た(笑)
(日本出る前に聞いておけばよかったんだよねえ……荷物減らせたのに(笑))

さて、フラメンコ。
…………もう、見事でしたよ〜。
言葉ないくらい(笑)
私が初めてフラメンコを生で見たのは大学の学祭のときでした。カンテ(歌い手さん)の声と、ダンサーの踊り
に圧倒された記憶があります。
本場にきて、やっぱりすごいなぁと思いました。
演奏は生だったりそうでなかったりしましたが、それにあわせて踊るダンサーの力強いこと。
男性のフラメンコダンサーはこっちではじめてみましたが、タップのすごさといい、跳躍力のすごさといい、き
れいな体さばきといい、見事なもんです。
うん、やっぱり生っていいなぁ。(もうちょっと前の席だったらもっとよかったんだけどね(苦笑))
女性の群舞やソロも、これまた素敵。美しさだけじゃなく、きちんとそろったカスタネットの音や、タップの音、
手足の動きひとつひとつが、きれいに重なっていて、これまた見事というほかない。
(そうそう、お一人だけ女性のカンテさんがいらっしゃいました(笑) 踊りはあまりうまくなかったですけれ
ど、声がすごいんです。お年を召した方でいらっしゃいましたけど、素敵でした)
ストーリーでは「カルメン」の数場面をやってくれました。一人の男を競う女性たちとか、カルメンと夫のやり
取り、不倫相手との恋など、とてもその場面ごとの「気持ち」がよく現れていて、見ていてとても面白かった。
それからフィナーレ。
全員がステージに出て踊り、幕が下ります。
そうそう。ここの食事については「まあまあ」だったと言っておきます(笑) 魚介類のスープがちょっと
しょっぱかったですが、チキン(揚げてあったかな)と野菜はおなかの調子を考えてちょっとだけで遠慮しまし
た。味は悪くないけど、飽きてしまった(苦笑)
デザートは少しすっぱいヨーグルト風味のデザート。これが私には一番おいしかった(笑)
※フリードリンクがついてて、オレンジジュースをもらいました。食後にコーヒーと紅茶どちらがいいかという
 のでコーヒーを頼んだら、実はそれは別料金(200PTS)だったという(苦笑)
 ちょっと「やられた」って気分でした(笑)

さて、ホテルへ。
この日のホテルは「ホテル・ヒスパリス」。三ツ星ホテルだ。
なかなかエレベーターがこないので、歩いてあがる。……が、遠い(汗)
スペインでは、通常、地上1階を「0階」と呼びます。(まあ、これはだいたいどこでもそうですが)
で、部屋番号も当然、それに習ってついているわけで。
……この日の部屋番号は確か316。
……てことは実質上「4階」なんだよね……。
はい、死にました(笑)<遠かったよう〜(涙)
この日は通信するのに梃子摺り、結局どうやってもだめ(昨日までの通信環境もつかえないので、おそらくは
ホテルの設備の問題ではないかと……)だったので、さくっとあきらめて風呂に入って寝ました。

訂正:アマポーラが正しいです(笑)
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Since 2001.02.17
Update 2001.03.20
written by to-ya